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HOPE
人間の歴史は、ブレーキのないまま自己破壊と自然破壊に傾いた構造(システム)と文化の中で、ゴールが見えないまま強迫的に走り続けています。地球の自然環境も、人間の社会状況もいきづまり、危機的状況を迎えています。既存の科学やシステムは物質的豊かさを人類にもたらしましたが、同時に矛盾をはらみ、南北問題などをもたらしました。地球上の人間は限界にぶちあたり、袋小路の中でがんじがらめになり、身動きができなくなっています。
多くの人々の心は空洞化し慢性的無力感を抱き、主体性と活きる意味を失い、現状を傍観するばかりです。このままでは人も自然も未来を失ってしまいかねない。こうした現状を打開し、次世代に希望を手渡していくには、それぞれの専門分野にしっかり根付き、経験知を生かしてきたものたちが、専門領域を超え、人と自然に関する憂慮や解決策などを真摯に対話・協議し、実践現場での協働研究などを通じて共に来るべき新しいパラダイムを自ら拓くほかないでしょう。こうした協働の思索、実践現場での試みが行き交い、結集するポジテブな拓かれた磁場(ポトス)が必要とされています。こうした必要に答える場としてNature&Humansを設立しました。
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